【書評】「文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた。」納得だらけです。

藤吉豊・小川真理子共著 日経BP発行

デジタル時代だからこそ、メール・SNSなど文章力が最も大事なスキルです。世に多くの文章術の書籍があふれていますが、この本がまとめてくれました。ためになります!

本著では、100冊の文章術の本から、多く取り上げられている順に、ランキング形式でポイントを教えてくれます。基本がギュッと詰まっており、今後ブログの執筆の参考にさせていただきます。

1位 文章はシンプルに(100冊中53冊)

一文は最大60文字。分けて分けて単純にして、なくてもわかる言葉は徹底的に削る。私もブログのSEOを学ぶ中で、メタディスクリプション(記事の要約)は60〜100文字と学びました。基本ですね。長いと読む気が失せます。

2位 伝わる文書には「型」がある(100冊中38冊)

結論から書け!次に説明。これに尽きます。できていない人いまだに多いですよね。

3位 文章も「見た目」が大事(100冊中34冊)

「余白」「リズム」「ひらがなと漢字の使い分け」が重要。

「余白」メールやSNSでも改行や行間がないものは、脅迫状にも思えますよね。

「リズム」句読点がなかったり、ありすぎたりすると、生理的に気持ち悪いですね。

「漢字」普段使わない漢字を変換できたついでに使う人多いですよね。「有難うございます」使わないですね。

4位 必ず「推敲」する(100冊中27冊)

誤字脱字がないか、削れる表現はないか、情報に間違いがないか、わかりやすい表現になっているかのチェック。

このブログでいつも反省しています。毎日投稿を宣言しているので、23時過ぎに慌てて投稿することも多いですが、見返すと必ず変なところがあります。翌日見直してみると、ゾッとする誤字脱字だらけ。理想は1週間、最低1日は寝かせ、しっかり推敲してから公開がオススメだそうです。あとは「他の人にチェックしてもらう」「プリントアウトして客観的に全体を一望」ですか。今後考えます。

5位 わかりやすい言葉(100冊中?冊)

専門用語を使わない。仕事でも困った時に業界用語に逃げる人多いですよね。誰が読んでもわかるように、あいまいな言葉はしっかり定義の説明をする。

6位 比喩・たとえ話を積極的に使う(100冊中23冊)

説明のショートカット、わかりやすくイメージしてもらう、強調する効果が得られます。宮川大輔さんが「すべらない話」でよく使うテクニックですね。私は例えがスベるのを恐れてこれまで避けていましたが、今後は勇気を出して比喩・たとえを使ってみます。

本著では以降7位〜40位までありますが、まずはこのベスト6でまずはお腹いっぱいでした。

ベスト・オブ文章術本の基本をマスターして、より良い明日にしましょう!

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