「最初の3曲」CDアルバムベスト3(第3位VanHalen 1984)

CDというワード自体が古いすね。

音楽はサブスクで聞く時代。

私もYoutubePremiumの会員となり

すっかりTSUTAYAに行かなくなりました。

昭和45年生まれ世代は、新しいアルバムがでると

レンタル開始日めがけレコードレンタルショップへ走り

お目当てのアルバムをゲットでき、家に持ち帰ったら

レコードクリーナー(意味あったのでしょうか?)を吹きかけ

メタルか、クロムか、ノーマルかテープを選び(違いあるのか?)

鉛筆でくるくるとテープの録音部分の頭出しをし、

ラジカセの再生と録音ボタンを同時押しするいう儀式を経て、

ダビングしたテープを擦り切れるほど聴いたものです。

さらに、カセットテープは

FM-STATION誌付録の、鈴木英人氏の西海岸風のラベルに

レタリングシートでアルバム名・アーティスト名を転写して

自己満足に浸るという、曲聞く前の作業が楽しかった。

すみません。本題からそれました。

サブスク時代になり、アルバムを通して聴くというより

好きなヒット曲をつまんで聴くのが主流になってきていますよね。

ベスト盤に名盤なし

ただ私が昔から思っていたのが「ベスト盤に名盤なし」。

お得感はありますが、統一感・ストーリーがないので、

没入感がないというか、意識があっちこっち行ってしまいます。

やはり、アーティストの思いを知るのはオリジナルアルバムかなと。

中でも、アルバムの最初の3曲はアルバムの出来を決定づけ、

その後、聴き続けるかどうかの大きな判断基準になると思います。

アルバムの冒頭に、シングル曲が来るのは最悪だと思います。

折角アルバムを聴くのに、知ってる曲から始まると、

「何だ、売りたいんだ」っと興ざめしてしまう自分がいます。

ドラマやCMのタイアップ曲だったりすると尚更。

ここで、独断と偏見による、私個人の

「最初の3曲」で選ぶ、最高のアルバムを発表したいと思います。

第3位 VANHALEN「1984」

1.1984

2.Jump

3.Panama

Edy Van Halen 亡くなってしまいましたね。合掌。

私の高校時代のヒーローでした。

1曲目 1984

今回の紹介する3枚のうち、

このアルバムの1曲目「1984」は正直イマイチ笑

ただ、安っすい感じのキーボードインストゥルメントなのですが、

それまでのVANHALENのゴリゴリギターサウンドから、

全然違うの演るよー、という宣言をする重要な導入部分になっていて

2曲目 Jump

2曲目の「Jump」はその後、

幾多のアーティストにもカバーされた

誰もが知る、ちゃらい商業ハードロックの超名曲(いい意味で)。

ギターヒーローEdyが、おもちゃのように扱うキーボードで

あの誰もが忘れられないフレーズを産み出しました。

ギターソロはもちろんコピー不可能でしたが、

イントロのキーボードだけはモノにできました。

3曲目 Panama

3曲目は一転し、ギター少年なら誰もが真似した「Panama」

これぞVANHALENというキャッチーなギターリフが

イントロからギターキッズのハートを鷲掴みにし、

訳そうとも思わない位くだらないであろうおバカな歌詞を

おバカなDavid Lee Roth が、ギターとからみつくように

エロく歌いあげる。超名曲。

ベスト3の中では、2・3曲目の名曲っぷりで選んだ

アルバムとなりました。

あ、でも6曲目の「Hot For Teacher」も大好きです。

Edyの兄貴Alexの裏ビートのドラムソロから始まり、

やはり訳そうとも思わない位くだらない、おバカな歌詞を

おバカなDavid Lee Roth が歌います。

多分「先生サイコー!大好き!」みたいな歌詞。

第3位から熱くなりすぎて、第2位は次回に・・・

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