先日、ホンダとソニーがEVの開発で提携したとのニュースがありました。これから自動運転が当たり前になり、クルマから運転する楽しみを引くと、移動手段以外何の価値が残るのだろうと考えているところでした。私はクルマの運転は好きなのですが、それと同じくらい車内で大音量で音楽を聴くのが好きです。過去乗り継いだクルマも、スピーカーを交換したり、そもそもクルマを音の良さで選んだりしたこともあります。
ホンダ車とは過去2台（アコード、オデッセイ）15年以上付き合いましたが、昔のV-TECの高回転カムに切り替わった時のヴァーンという感覚が大好きでした。我々世代にはF1のアイルトン・セナとアラン・プロストのマクラーレン・ホンダのイメージが大きい。純正オーディオも結構悪くありませんでした。でも最近のホンダは軽自動車のメーカー？ちょっと寂しいなと思っていました。
一方、ソニー製品はビデオデッキ（ベータ）、カセットデッキ、ウォークマン（カセット、CD、MD）などオーディオが中心で、やはりワクワクするコンセプトがかっこよく大好きでした。今で例えるとナイキですかね。ただ昔のソニー製品は、時限爆弾が仕込んでであるかのように購入して2年経つと何かしら不具合がでた（都市伝説に近い）ので、壊れない（気がする）パナソニックに次第にシフトして行きました。パナはこれまで色々買いましたが本当に壊れないですね。16年前のプラズマテレビも一切不具合なく現役バリバリです。
ソニーも一時期、他の家電メーカーよりも先に経営危機を迎えました。「誰がソニーを殺したか？」なんて過激なタイトルの本を10年くらい前に読んだ記憶があります。しかしその後、伝統のエレキ部門からゲーム、デバイス、エンタメにシフトし見事な復活を遂げ、今や日本を代表するメーカーに復活を遂げています。
特にソニーのオーディオは他のメーカーより一つ抜けている感があり、スピーカーやイヤホンはとても私好みの音を鳴らしてくれます。
そんなちょっと落ち目の（ゴメンナサイ）ホンダと、イケイケのソニーがEVを作る。これは夢があります。移動式のライブハウスのようなE(エンタメ)V(ビークル)になるのでしょうか？
ここのところクルマの買い替えサイクルが10年以上になっていて、今のゴルフ7は5年落ちの中古を2年前に購入。次に買うのは60歳？多分最後に買うクルマになるかも知れません。それがこの「ホンダ・ソニー」EVかなぁ？それとも既にクルマもサブスクが当たり前に？あるいは所有しない時代になっているのでしょうか？
期待しているよ！国産連合！
