今朝の日経新聞に「隠れDX人材 社内に2割」という記事がありました。企業内の非DX部門にDX人材が埋もれている可能性があり、5人に1人がその素養を持つというもの。
以前のブログで私もこのようなことを話していましたが、適切な表現が浮かばず、今回「隠れDX人材」というネーミングに激しく頷きました。
今後ますます不足するDX人材ですが、企業ではアウトソーシングや中途採用によるDXコスト増が悩みの種になっています。頼みは社内システム部門のプロパー社員になると思いますが、新卒採用時のシステム部門への配属って永らく「理系だから」「情報専攻だから」「数学得意」くらいの基準で決められていたんじゃないでしょうか?(すみません、人事部門の経験はないのであくまで推測です)同僚でも「何でシステムにいるの?」という人物も未だ何人かいます。
逆に「文系だから」「数学不得意だから」「体育会系だから」という理由で管理・企画・営業部門に配属されている人材に、もしかしたらDXの素養があるのでは?というサーチライトを当てる価値は十分あると思います。
既に金融機関やメーカーでも、隠れDX人材の発掘・活用を始めている事例もあります。しかし対象はほとんどが若手社員中心で、「ベテラン社員=DX不得意」という烙印を押してしまっているのでは?
先に述べたように、新卒採用時の配属ミスマッチが最も修正されていないのが今のベテラン層(40~50代)であると見ています。実は私自身が「高3夏に文転した元理系」「小中学生時代はNECPC8801でBASICでゲームをプログラミングしていたPC少年」という事実は会社は知りません。履歴書にそんなこと書かないですし、せいぜい飲み会での酒の肴の話題でしゃべる位です。そんな非DX部門の隠れDXリーマンは世の中に山ほどいると思います。
ベテラン人材が企業内でDX人材として大活躍すれば、国の年金問題解消のため渋々雇用年齢を延長する企業にとって、渋々でなく「DX人材不足解消」「積極的なシニア雇用」として、野球でいう「野村再生工場」が実現するのではないでしょうか?究極のSDGs施策とも言えます。
それもちょっと考えますが、まずは会社に見出してもらうことを期待する前に、自らのDX素養を「リスキリング(過去ブログ参照)」によって開花させたいと思います。ここで宣言します。
プログラミングは1年前に「HTML&CSS」にチャレンジしましたが、Wordpressを使って今このようにブログページができてしまっているので必要性が薄れてしまったのと、言語がピンとこなかったせいで途中で止まってしまいました。という言い訳…
1.言語が英語ベースで分かり易い
2.活用の幅が広い
1.言語が英語ベースで分かり易い
早速Pythonを無料アプリ「Progate」のレッスンで試してみました。かつてPC8801で学んだBASIC言語に近い気がします。何をしたいかが直観的に分かり易いと感じました。
2.活用の幅が広い
個人レベルではまだ何に使うかピンときませんが、機械学習・ディープラーニング、ゲーム制作、ブロックチェーン、データ処理・分析・解析など今後ニーズの高い分野での活用が期待されている言語です。
まずは先ほどの「Progate」から学びを開始し、月内に具体的な学習計画・目標設定を行います。
我こそDX人材と名乗りを挙げ、よりよい明日にしましょう!