【企業型確定拠出年金401k】日本人の金融リテラシー向上のため初期設定(デフォルト)を「インデックス投信」に

今朝の日経新聞で

「確定給付企業年金(DB)国内債券離れ進む」

との記事が掲載されていました。

企業年金を持つ企業・年金基金に対して行ったアンケートで、

「国内債券」の割合が28.68%と前回より1.67ポイント低下したとのこと。

日本は株式市場も低調な上、債権も運用成績が望めず、

外国株式、外国債券へシフトが進んでいくことでしょう。

以前のブログで、確定拠出年金401kについて書きましたが、

現在の日本で未だ、株式や投資信託での運用を何となく

胡散臭いと思っている人が多い原因は、

サラリーマンの運用の入り口である確定拠出年金の

運用商品のデフォルトが「元本保証型商品」である

ことが根底にあると思います。

2001年に企業型確定拠出年金の制度が開始してから、いろんな企業や組合が

何度もこのデフォルト商品を投資信託など、元本保証型商品以外に

しようとする動きがあったようですが、その都度

「積立不足を誰が責任とるんだ」との議論になり、

現在でもほぼすべての企業が「元本保証型」のままです。

いやいや、

元本保証型こそ一生積立不足を解消できるわけないし。

企業年金ですら、預金・元本保証商品から、債権でもなく

株式へシフトしていく現状であれば、

ザ・長期投資である確定拠出企業年金は、

サラリーマンに金融リテラシーを持たせる意味でも、

思い切って「インデックス投信」をデフォルトにしません?

すでにiDeCo(個人型確定拠出年金)では、

運用金融機関によってはデフォルトが投資信託のものもあります。

企業側も、投資教育を自前でやるから慎重になるわけで、

「(自己責任で)Youtubeで勉強しなさい」

とでも割り切ってしまえばいいんじゃないですか?(笑)

それではまた

まずは行動して、よりよい明日にしましょう!

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