【セトリと感想】King Gnu Stadium Live Tour 2023@日産スタジアム(前編)

伝説のライブと語り継がれるのでは。

圧巻でした。

私が参戦したのは2023/6/3(土)日産スタジアムの初日です。

前日の台風の影響で(被害に遭われた方お悔やみ申し上げます)開催自体危ぶまれましたが、スタッフの皆さんの当日の必死の設営で間に合いました。

今回運良くアリーナのG11ブロックとほぼセンターの良席。

予定より10分遅れで、今回ライブ初の生オケの「開会式」のファンファーレの流れから、花火が鳴り響く中、勢喜遊のカウント&常田さんのギターリフで「飛行艇」でスタート!

台風一過の青空に白い雲。まさに野外ライブ。テンション爆上がりです。

続く「Tokyo Rendez-Vous」から「Teengager Forever」でスタジアムは一気に最高潮。

観客の10−30代が半数以上でしたが、ティーンエイジがもう遠い昔の我々も大合唱。

本当MV含めてこの曲最高。毎回違う最後のギターソロがこの日も炸裂、でも常田さんが出過ぎないのがカッコイイ。

続いて「BOY」これも明るい曲なんだけど、けなげに頑張る人への応援ソングがちょっと泣けてしまう。

「雨燦々」「傘」「小さな惑星」「ユーモア」「Don’t Stop the Clocks」とミディアムな曲で落ち着いた後は、井口さんのボーカルの本領発揮バラードタイム。

「カメレオン」ドラマタイアップ曲で正直あまり好きでなかったけど、生で聞くと常田さんとのハモりが終盤にかけてエモすぎて、やっぱいいな。

会場が暗転し

常田さんのピアノイントロが始まった。

「戦場のメリークリスマス」ではないですか!

先日亡くなった坂本龍一さんへの思いを美しく響かせ、涙腺を崩壊寸前にさせてからの流れで「三文小説」

前回の福岡でも聞きましたが、ライブに映える美しい超名曲です。

「泡」「幕間」で一旦落ち着かせてからの

「どろん」「OverFlow」

遊さん新井さんの実力が遺憾なく発揮されるバンドサウンドとブラス隊の半端ないグルーブ。バックバンドも超一流!終盤へ向け再加速

「PrayerX」の大合唱。

続く「Slumberland」で会場がカオスになり

「STARDAM」のイントロが始まった時に信じられない出来事が。

ステージ後方の屋根の上に見慣れない照明が唐突に登場したと思ったら、だんだんと上に移動してきて・・

月だ。それも「ど」センターでまんまるな月。

同時にモニターにはMVにも登場する大きな「STARDAM」の文字が!

まさか計算通りなのか?会場も信じられない光景に息を飲みました。

(のちに日没のタイミングを計ってタバコMCタイムを調整していたことが判明)

本当にヌーさんたちSTARですやん。

月の演出とライブ映えする曲に続いては

新しいファンを獲得した呪術廻戦二部作「一途」「逆夢」

「一途」はスタジアムの闇を切り裂くレーザーをさらに切るエッジの効いた四人の演奏。

「逆夢」も横浜の夜空に沁みる名曲でした。

次がこのライブの真骨頂だった。

「壇上」これまでライブで封印していた名曲。

今回のツアータイトルが「CLOSING CEREMONY」。

常田さんは「CEREMONY」をリリースした時(2020)に、もしかしてこのライブまでのイメージが見えていたのではないでしょうか?

アルバムでは常田さんの独唱ですが、ライブでは中盤から井口さんと向かいあってのハモリVer。そこに新井くんのベース、勢喜遊の感動的なドラムが入ってくる。

スクリーンには、バンドが売れる前からの映像が走馬灯のようにフラッシュバック。

なんだろう。バラードではない。レクイエム・讃美歌のような荘厳なハーモニー。

これはヤバイ。完全に涙腺崩壊。

「これで活動終わってしまうのか?」と心配になる位の神々しさ。

伝説だよこれ。今後のライブでも安易に演奏できない重々しさ。

え?「CLOSING CEREMONY」はking gnu のCLOSINGとなってしまうのか?

後編へ続く

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