Lars_NissenによるPixabayからの画像
会社員人生も終盤を迎え、これだけはやろうと決めていたことが一つ叶いました。
ずっと海外で働きたいと言っていた直属の部下を、来春から海外に送り出す事ができます。
金融機関も色々ありますが、私の会社は海外駐在比率はそんなに高くない方だと思います。
さらに、次のステップとして海外を狙える部署は結構固定していて、東名阪の大企業向け営業部署に集中しています。現在私が所属するのは、地理的にも、相対する企業のランクもそれらとは異なり、次に海外を狙うには厳しいと思われる部署です。
そんな中、4年前に一緒に赴任してきた物静かな彼の秘めた思いが
「どうしても海外で働きたい」
時はコロナ禍の真っ只中。そもそも海外駐在はおろか、海外出張すら禁止されるタイミングに当たってしまい、ほぼ海外人事のない2年となりました。
そんな中、彼は夢を信じて努力し、この4年間で名を轟かせる成果を挙げ、コツコツと資格勉強をしてきました。
再開されたとはいえ、今回は非常に数少ない海外行きのチケットだったと思います。
上司のアシストとしてやれることは限られてはいましたが、ひとつ仕事をやり遂げた充実感があります。
コロナがまだ終息していない状況で、彼も並々ならぬ苦労をすることがあるでしょう。
ただ今だけは言わせてください。
本当によかったな。よく頑張った。
内示を伝える時、本人より先に泣いた上司より。
まずは行動し、よりよい明日にしましょう!