管理職向けの「エンパワーメント研修」を受けました。
私の研修備忘録だと思って読み流して下さい。
このブログでは懐疑的なweb形式の三時間にわたる研修でしたが、現在の自分の問題意識にもマッチした、すばらしい内容でした。
エンパワーメントとは、組織において「人に活力を与えること」です。
1.自己責任力を高める
2.ミッション力を高める
3.信頼力を高める
4.どんな存在でありたいか自問する
1.自己責任力を高める
目標数字が達成できない場合、他人のせい、中間にいる誰かのせい、環境のせいにしがちではないでしょうか?最近職場で問題になっている人物について、その問題の原因が自分にあるとしたら?自責(自分を責める)のではなく、その問題を解決するために、自分がどうすべきかを考え、次の行動・発言につなげることが自己責任力。
2.ミッション力を高める
このパートの前に「あなたは何のために働いていますか?思いつく限りいくつでも書いて下さい」という課題がありました。「お金のため、家族のため、自己成長のため、褒められたい、社会に影響を与えたい。」動物や個人レベルと言われました。これ全部「自分への評価目線」なんですよね。
私に不足しているのが「部下のため」という目線。もちろん部下の成長に役立ちたいといつも思っていますが、心の底から「部下のため」を考えていれば、部下に「上司のために」との意識は生まれ、部下に与えた「誰かのため」がお客様や取引先に伝播していくはず。
3.信頼力を高める
人を伸ばせない上司の特徴は2・6・2理論ガチガチで「人は変わらない」と思い込んでいるそうです。2・6・2理論とは、組織は優秀な人2割、普通の人6割、ダメな人2割から成るという考え方。期待をしないから成長もしないのは当然。
経営の神様と言われた松下幸之助さん、大阪の門真というヤンチャな土地で、世界を代表する企業を作り上げました。町工場時代から四流五流の人材を「人は誰もが磨けば光るダイヤモンド」という信念のもと辛抱強く対話をして一流の職人に育てたことから、「人を育てる神様」と言う人も多いそうです。
私は若手社員は「必ず光る」と信じしていますが、中高年については懐疑的でした。ただそれって自分の成長も否定することになるわけで矛盾大。これからは自分が松下幸之助だと思いこんで、信じることを努力します。
4.どんな存在でありたいか自問自答する
関係する人すべてにやる気を与えられる存在になりたい。