シンクライアントPCを使ったweb研修講師の悩み

最近、勤務先で社員向けweb研修の講師を務める機会があります。web研修は受ける身になればゆっくり単調にやられると眠くなりますよね。だからYouTubeとまでは行かないですが、なるべくテンポよく、スライドや「動画」などを交えながら最長でも15分を心がけるようにしています。

そこで問題となるのが「動画」を流すこと。

最近の会社のPCは在宅勤務でのセキュリティも考えて、シンクライアント、つまり仮想デスクトップ型になっています。PCは単なる入出力装置であり、中身はすべてクラウド上にあるので、仮に紛失しても本体はカラッポに近いので安全といえば安全です。その分、メモリも最小限に抑えられているので、zoom会議で動画を流そうとするとパワー不足でカクカクしてしまい、最悪な場合、画像と音声に数秒のタイムラグが生じることもあり、見ている方は不快感しかありません。

そこで、研修講師を務めるときだけは自前のMacBookAirを使って配信するようにしています。悩ましいことに、一般的な金融機関のOSはMacでなくWindowsですから、会社の研修講師をやるときはMacで資料を作成しなければならないので(変換できるっちゃできますが)、日中はMac とWindowsを行ったり来たり。特に英数とカナの切替が間違いやすく「どっちだったっけ?」といちいち頭で変換しながらタイプしています。

会社もDXDXいいながら、こういった最前線の喫緊の課題についてはわかってるのかな?

社員向けの非公開YouTubeのチャンネルを用意してくれれば、わざわざリアルタイムでzoom研修なんかしなくても、講師は動画を登録しておき、オンデマンドで個人が好きな速度で視聴すればいいだけだと思うのだが。

書きながら思い出しました。会社のオンデマンド動画視聴ソフトあるあるで、再生速度が変えられない問題。スローテンポで眠い研修も、倍速にできれば結構見れるものに蘇ると思います。

今日はかなり狭い世界での話になってしまいましたが、インフラは自前にこだわるのではなく、メジャーなものにした方がよいと感じます。

仕組みの改善を妄想しながら、よりよい明日にしましょう!

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