先日、テレ朝の「関ジャム」の特番で
9大アーティストの名曲ベスト10という企画をやっていました。
ミスチルのベスト10にランクインしていたこの曲を
久々に聞き(もう20年前の曲なんですね)
改めて歌詞をじっくりと味わってみました。
発表当時の私は30歳手前。
社会の中での自分の小ささに悩んでいた頃。
冒頭のこの歌詞すごくわかる、と唸ったものです。
(以降、歌詞は私の耳コピ転記なので間違ってたらすみません)
例えば誰か一人の命と
引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを
待っているだけの男だ
今、改めて刺さるのは、次の部分。
第二の人生で私がやりたいことは
こんなことなんだろうな、と思います。
小さい頃に身振り手振りを
真似てみせた
憧れになろうだなんて大それた気持ちはない
でもHEROになりたい
ただ一人 君にとっての
つまずいたり 転んだりするようなら
そっと手を差し伸べるよ
世界を変えるとか、世の中を良くするとか
大それたことではなくて、
身近にいる人を、そっと支えたり、笑顔にできるような
ささやかなこと。うん、その通りだ。
改めて、グッと来ますね。
ライブでも定番のこの曲、
櫻井さんが目を見開いて、訴えかけるように歌うこの部分にも
激しく同意。
駄目な映画を盛り上げるために
簡単に命が捨てられていく
違う 僕らが見ていたいのは
希望に満ちた光だ
映画だけでなく、TVドラマでの安易に人の命が失われるシーンを
ぶった切る歌詞、ウンウンウンと皆が思ったことでしょう。
しかし、この曲が入っている
「子供らを被害者に加害者にもせずに
この街で暮らすため まず何をすべきだろう」
2006年の愛知万博(愛・地球博)の
国際赤十字パビリオン流れていたのが頭から離れません
「今ボクがいる場所が 探してたのとは違っても
悪くはない きっと答えは一つじゃない」
何と皆を勇気づけられる歌詞でしょうか
櫻井さんが小脳梗塞をしてから、確か復活した直後のアルバムであり、
メッチャ歌詞がストレートです。
ミスチルはシングルもいいですが、
アルバムのコンセプトをしっかり持っていて、
やはりアルバムで通して聴くのがいいですね。
いつか、私の選ぶミスチルアルバムベスト3も投稿したいと思います。
それでは、また明日!