複数のVR(仮想現実)世界を宇宙(=ユニバース)になぞらえ、それを束ねて超越する(=メタ)ものとして「メタバース(Metaverse)」と呼ぶそうです。
ちょっと何いってんだかわかんないですよね笑。
一番わかりやすいのがニンテンドースイッチのソフト「あつまれどうぶつの森」でしょうか?プレイヤーが自分の好きなアバター(分身)を作って、好きな服を選んで、好きなところに住んで、好きな人とコミュニケーションをとって・・などなど。コロナ禍でニンテンドースイッチの争奪戦を巻き起こす爆発的なヒット商品となったのは記憶に新しいところです。
メタバースが今後ビッグビジネスになるとのマーク・ザッカーバーグ氏の予見なのでしょう。押さえておくキーワードには間違いないようです。
これだけメタバースが盛り上がっているのは、これまでの仮想現実の世界での「遊び」だけでなく、「現実で行っていることをオンライン上で行う」あるいは「オンラインで行ったことを現実で行う」可能性とプラットフォームが整備されてきたからのようです。
ビジネスでどんなことができるかなと考えてみると
①メタバース勤務
なかなかコミュニケーションの難しいリモート勤務を、仮想現実上のオフィスにより、リアル出社と同じような環境をつくりだす
②メタバース営業
対面営業から、メタバース上での仮想対面。
うーんまだまだ発想が乏しい・・・
世界が注目しているのは、そんな小さなことではなく(上記①②ともメタバースでなくても可能?)オンライン上に新たな価値・財産が生まれることのようです。
既にメタバース上で仮想の土地も売買されているようで、例えば有名ECサイトの近隣は集客力があるので土地が高いとか。アバターのキャラクターさらにはアバターが履くスニーカーも高額取引されています。ブロックチェーン技術により裏付けされたNFT(簡単にいうと唯一のデジタルアイテムの所有価値?)の考え方が今後ますます常識となる中、メタバースを押さえたものが次の世界を制するらしいです。
少し前にツイッター創始者が初めて投稿したツイートNFT「just setting up my twittr」 が約3億円で売れた、という訳のわからないニュースがありました。
コピーできる「デジタル」に「本物である鑑定書」が添付されることで、デジタル資産に美術品と同じような投機マネー流入が加速しそうです。
話題が少しNFTにそれてしまいましたが、メタバースは今後10〜20年で一般化すると言われていますが、5G・6Gと通信技術が加速する中、そこまで遠くない話だと思います。
一番の課題は、高齢者を置いてきぼりにしない、生身の人間のサポート力かな?
この分野、今後も注目したいと思います。時には理系のアタマに切り替え、より良い明日にしましょう!
[…] 先日のブログ「メタバースが世界をどう変える?」で述べたとおりGAFAMが次に狙うビジネスは完全に「宇宙」か「メタバース」の2択になってきましたね。ゲームの仮想世界に、ブロックチェーンで裏付けされた通貨価値による経済圏が産まれれば、無限のビジネスチャンスありまくりですね。 […]