人気のYouTubeチャンネル「ロジャーパパ米国株投資」さんが元GAFA勤務をカミングアウト。面白すぎる。

YouTubeで資産運用系のチャンネルを観ている方であれば、一度はおすすめされたことありませんか?

「ロジャーパパ米国株投資」チャンネル

これまでは本人・ご家族の運用成績を公開されたり、米国経済や見通しなどを解説されて、非常によく勉強されている方だなと感心していました。

それがクリスマス直前に急展開。

9年勤務のGAFA企業を退職しサイドFIREを開始

との動画を上げられました。いやちょっと待って下さい!GAFAに勤務されてたんですか?

GAFAのどの企業かは明かされていませんが、身近にそんな人はいません。外資系企業かつ世界のトップであるGAFAの働き方がどんなものか、非常に興味を引かれます。

カミングアウト直後12月24日に上げられた動画「GAFA勤続9年のサプライズベスト3」。これが期待を裏切らずメチャクチャ面白かったです。

内容は是非動画で確認いただければと思いますが、特に印象的だったのが

「大失敗で昇進」というエピソードです

ロジャーパパ氏が、複数のプロジェクトを失敗して成果を出せなかった年に、年収350万円アップ+ボーナスを伴う昇進をされたという内容なのですが、ここに日本企業が見習うべきヒントがあると思いました。

「大失敗で昇進」と聞くと「ハンパない社内営業かけたんじゃない?」とか「人のせいにしたんじゃない?」なんて考えてしまうのが、日本企業にどっぷり浸かってしまった我々サラリーマン。私もそう思いました(笑)。

なぜ「大失敗で昇進」したのか?

1.複数プロジェクトが同時に目標未達

2.失敗の原因をロジカルにレポートで共有

3.レポートへの反響をまとめて社内に改めてフィードバック

つまり失敗を認めた上で、失敗からの学びを企業として「将来に活きる財産」としたことが評価をされたそうです。

ここからは推測ですが、氏のレポートが単に「今後失敗しないための教訓」だけではなく「成功への大きなヒント」として、将来企業に大きな利益をもたらす内容であったのでしょう。

翻って日本企業の場合

日本の企業で「大失敗で昇進」?

1.失敗したら「降格」よくても「現状維持」

2.レポートは「成功」の内容しかない

3.失敗に学ばない

1.失敗したら「降格」よくても「現状維持」

人事考課が難しいのはよくわかりますが、結局は成果>行動あるいは成果=行動。将来につながる行動をしていても、成果が伴わないとそちらに引っ張られ、結局はマイナス。それ以上に、やってもやらなくても評価が変わらない年功序列の企業の方が多い?

2.レポートは「成功」の内容しかない

成果報告はバンバン目にすることがありますが、失敗報告はあまり見ませんよね?成果報告がこれだけ挙がるなら、さぞかし競合他社を圧倒しているかと思いきや、実は負け越しという実情。GAFAでは成果が挙がっても、ロジカルに再現性のある成果でなければ「ただのラッキー」としか評価されないそうです。

3.失敗に学ばない

本当は失敗から学ぶことが多いと思いますが、日本企業では、失敗を自ら報告したらシンプルにマイナス評価されるから、報告しない(笑)。

今後「ひとり起業」をしたら、当たり前ですが完全に成果主義になります。こういった外資系思考に脳をシフトして行く必要がありますね。

氏がカミングアウトされてから初の動画でしたが、ベスト3のひとつのエピソードでもこれだけ考えさせられることがありました。もう2つも興味深い内容なのでぜひ観てみて下さい。

今後「ロジャーパパ米国株投資」チャンネルからは目が離せません。

それでは新しい情報を入手して、よりよい明日にしましょう!

本当にYouTuberの皆さん、尊敬します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です