書評「世界最高の話し方」

mohamed HassanによるPixabayからの画像

岡本純子 著 東洋経済新聞社

「話し方の学び」はこの一冊でOK!

過去の投稿「ブログはスピーチ上達への近道だ」でも書きましたが

社内の研修って寝ちゃうの私だけですか?

日本の会社は「話し方」については、

あまりトレーニングする場がなく、

そもそも小中高、大学でも、

特に専攻しない限り、

そんな授業ってないですよね。

だから、

役員だろうがヒラ社員だろうが

しゃべりがうまい人は一握りで、

DXを進めながらも、ここはアナログって感じです。

営業の1対1のロープレ

については、会社でも学ぶことはあるのですが、

以外と教える側も知識浅く、教えられなかったり。

コロナ禍で、直接対面の機会は少なくなりましたが

だからこそ、

会った時に印象の爪痕を残すことが大切

ですし、web面談でも同様です。

先日、部下からこんな相談がありました。

「自分はそのつもりはないのに、

上から目線の話し方で不愉快

と客先から言われて悩んでいます。どうすればいいですか?」

そこで、何かいい指南書がないかなと思い、

書店や図書館を漁りまくった結果、

たどり着いたのが

2020年11月発行された、比較的新しいこの著書。

世に数多の話し方の本がありますが、

この本にすべてが詰まっていると思います。

書いてあること全部できたら、

GAFAM社長や、大統領・総理大臣が務まりますよ笑

↓ 私に響いた箇所の抜粋 ↓

①「ど」から始まる質問をする

    6W1Hを簡単に会話に入れ込む、超簡単な方法。

②13文字以内に絞り込んだ一言をつくる

    言いたいことはコンパクトに。Yahoo!ニュース見出しがお手本。

③プレゼンは「ヤッホー」を3回言って第一声を

    声のエネルギーとテンションはそれ位で丁度いい。

内容をここでつらつらとお伝えしても、

もったいないので、まずは読んでみてください。

アメリカの子供たちは、幼稚園のころから

「わかりやすい説明」のルールを叩き込まれるそうです

今の経済格差は、

この「説明力の差」なのかも知れません。

内容はともかく、

アメリカ大統領のスピーチ vs

歴代日本の総理大臣のスピーチ

わかりやすい方は歴然としていますよね。

この本で「世界最高の話し方」を学んで、

同僚・部下たちを居眠りから救いましょう!

それでは、また明日!

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