書評「会社四季報業界地図」

東洋経済新聞社(同社の書評が多いですが、決して企業案件ではありません笑)

いつものように書店を物色していて

ふと手に取った、本書。

就活生向けの業界入門本とナメていましたが、

これは昭和45年男に必携の書ですね。

10年以上前に一度読んだ時は、

自分の業界の相関図を確認する程度で、

立ち読みでいいかな(ゴメンナサイ)

と思ってしまいました。

今回「2022年度版」の印象。

①グローバル企業との比較の大切さ

   呆れるくらい海外企業と差がついている危機感

②資本関係が複雑になり単体で見てはいけない

   もはや海外展開しか日本企業の将来はない?

③名が知れない新興企業が半分を占める

   昔の名前で出ています的老舗企業の弱体化

思うのですが、転職もせず

一企業にささげてきた、我々昭和45年世代は

他業界に結構無知じゃないでしょうか?

DXでイノベーションを、と号令だけかけても、実際に

X(トランスフォーメーション)するには、

掛け合わせるネタを、数多く持つ必要がありますよね。

特に、情報通信系の情報は

これから身を助けると思います。

会社で周りを見てみてください。

未だに、

zoom会議が自分で設定できないオジサンいませんか?

まぁ、それは極端としても

中高年のデジタルデバイドを

同世代の昭和45年世代が解消することができれば、

社内外でニッチなポジションを獲得できる気がしています。

「かじがや卓哉」さんという芸人さんがいます

本業のお笑いは、観たことないですが(すみません)

アメトークの「iPhoneわからない芸人」講師としてブレイクし、

いまや「iPhone芸人」として、

確固たる地位を築いています。

いまだにドコモ・au・ソフトバンクで

スマホの料金プランを格安プランに変えずにいる人が

8割もいるそうですよ。

私が狙うのは社内の「かじがや君」の位置

業界地図から話が少しそれてしまいましたが、

他業界を、グローバル目線で俯瞰することは

意義のあることだと思います。

「会社四季報業界地図」一家に一冊オススメです。

それでは、また明日!

会社四季報業界地図2022年度版

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