昨日に続きLIFESHIFT2の書評です。
前回①第一部は現在人間が置かれている環境と、その考察でした。
②第二部は長寿化の進展により人生100年時代を迎えた我々が、単に100年生かされるのではなく、主体的な100年を送るためにどんなマインドシフト、行動変革をすべきかを問うパートです。
①フルで教育を受ける 「学生」
②フルで仕事に打ち込む「社会人」
③フルで余暇生活を送る「引退」
我々世代まではこの順番が当たり前でしたが、長寿化の進展によって人生が長くなり、この①②③を順番ではなく、必要に応じて順番を変えたり、同時並行させる時代に入ってきました。
60歳、65歳で定年退職を迎えても、あと35年とか40年「余暇」というには余りにも長い!
そもそも定年って何?ただの会社が決めた区切り?
そう考えてみると、皆一律の生き方でなく「生きるとは何か?」の自分ならではの答えを持つことが非常に重要と気付きますね。
本著で紹介されているチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世の言葉が非常に考えさせられます。
人は金を稼ぐために健康を犠牲にし、健康を取り戻すために金を犠牲にする。
未来を心配しすぎるあまり、現在を楽しめない。
その結果、現在も未来も生きることができなくなっている。
自分の命が永遠に続くかのように日々漫然と生き、
真の意味で生きることがないまま死んでいく。
心にグサッときませんか?
日本人だけに言われているようですが、世界的にも同じ矛盾を抱えているんですね。
今はこのような本質的なことを全人類が(大袈裟ですが)考えるべき時期にあり、そこにコロナがやってきたのはある意味必然であるような気がします。
コロナ禍の4か月前に、私が将来ひとり起業することを決めて、そのために必要なお金や健康や学びについて考えるために、このブログを始めたことも必然であるような気がします。
もちろん全人類がブログやSNSでの情報発信をする必然性はありませんが(笑)それぞれが「ありうる自己像」を今このタイミングで考えなさいよ、ということなのでしょう。
1.十分な探索を行っているか
2.計画実行に必要な人的ネットワークを築けているか
3.十分に学習しているか
仰る通りです。早速チェックしてみます。
1.十分な探索を行っているか?
従来の先人の生き方にとらわれず、自分の未来像・ストーリーの妄想の幅を広げる努力→YES
それについて幅広い助言を求めているか→NO
2.計画実行に必要な人的ネットワークを築けているか?
すみません。まだまだひとり妄想の段階です→NO
3.十分に学習しているか
幅広さは→YES 深さは→NO
もちろん「よい人生」なんで簡単に答えがでる問題ではないので、もう少しお時間ください。
第三部に続く・・・
たまには哲学的に考えて
よりよい明日にしましょう!
[…] 「第一部人間の問題」、「第二部人間の発明」を受けてさあどうする?の結びとして、企業、教育機関、政府のあるべき理想像について述べられています。 […]