東京証券取引所が60年ぶりに行った上場市場再編の全貌が明らかになりました。
1.東証1部 2,185社
2.東証2部 474社
3.マザーズ 694社
4.JASDAQ 424社
今回は企業の格付けにメリハリをつけて、時価総額やガバナンスに応じた数値を元に、海外と比べても見劣りしない上場基準を設けることで、企業価値向上の動機づけを図った試みでした。
で、今回の所属先。結果発表〜
(詳細基準は他のニュースで確認ください)
1.プライム 1,841社
2.スタンダード 1,477社
3.グロース 459社
結局、日本的な色々な圧力に負けて猶予基準ができたがために、無難な現状ランク維持が相次いだようです。
本来は、優良企業の名声を夢に見てスタンダートからプライムへの格上げにチャレンジしたり、逆にプライムの基準を持ちながらも独自性の維持のためスタンダードにとどまるとか、企業ごとバリエーション豊かな発想で大きな変動が期待されたようです。
もっとプライムの基準を引き上げて、ピカピカなランクにすることで、企業価値向上のモチベーションを刺激しない限り、世界の潮流にさらに置いてきぼりにされてしまいそうです。
現在日本でも大人気の「NASDAQ100連動投信」「S&P500指数連動投信」みたいに「東証プライム連動投信」「東証グロース連動投信」ができれば、国内の金融資産のパワーシフトも期待できるのではと思っていましたが、こんなボヤーッとした格付けかつ多すぎる企業数では、値動きのオリジナリティーも期待できないですね。
日本人ですから、日本企業に投資したいのはやまやま
利上げ前倒し懸念から始まった先週末の米国株の下げに対し、いよいよ日本株のバリューさが見直されたか?と一瞬思いましたが、当面やはり米国株が優勢は変わらず?
日本にもっと、経済を語れる政治家が現れることを期待します。
アマゾンの方が、プライム感あるぞ。
頑張れ東証!よりよい明日にしましょう!