自分の人生100年時代のあと50年をどうするか考えている最中ですが、息子に至ってはあと80年近くあります。
私が社会人になった頃はまだバブルの余韻が残っていて「よっしゃー新車買うぞ!」なんて能天気でも何とかなりましたが。息子の世代は初任給は’90年代とほぼ変わらない中「重い税金・社会保険料」「期待できない公的年金」「保証されない終身雇用」と厳しい環境にあるのは間違いないです。
まぁ終身雇用がどうとか、国に何とかしてもらおうという意識は彼らにはないんでしょうけどね。
改めて考えてみると、新入社員で新車なんて「自動車ローン」「駐車場代」「税金・車検」「自動車保険」「ガソリン」諸々、月5万円超のコストですよね。
息子と話してみると、マイカー通勤が必要な地域への配属になればやむなく安い中古車でも買うけど、でなければ「レンタカー」か「カーシェアリング」で十分でしょうとのこと。彼は学生時代、海外こそコロナで行けなかったものの、日本全国を旅行していて、使い分けを熟知していました。
少し話がそれます。ご存知の方であれば当たり前のことなので読み飛ばして下さい。
カーシェアは通常コインパーキングにクルマが駐車してあって、これを時間借りするのですが、どうやってカギを開けるか謎でした。答えは「会員icカードをトランク付近の読み取り装置にかざすと解錠され、グローブボックスの本物のキーを取り出す」そうです。知らなかった。
また、洗車をしてあげると30分利用料が無料になる裏技があって(シェア会社にもよりますが)、利用時間や場所によってレンタカーと使い分けするそうです。へー勉強になる。
さて本題のお金の話に戻ります。
1.公的年金は当てにならない
2.クルマのコストは抑え、給料の2割を貯蓄に回そう
3・ドルコスト平均法でインデックス投信を始めよう
この3つの話を、自分の体験から話そうと思いました。これが難しい。
1.公的年金は当てにならない
現状は説明できますが、子供が受給する50年後の話はイメージできない。
2.クルマのコストは抑え、給料の2割を貯蓄に回そう
上記の通りクルマのコストは息子の方がよくわかっていました。
貯蓄の2割の根拠は?うーん何となくできるかなって。
3.ドルコスト平均法でインデックス投信を始めよう
私の場合、たまたま401k(確定拠出年金)はスタート時の15年前にバランス型を選んでいたから現時点ではボチボチの運用成績ですが、その間に行った国内個別株投資は散々。という実体験の説明は何とかできました。
ただこれまでお金の話をしたことがなく、どこまで父の金融資産を公開していいものか(あんまり持ってないじゃんと言われそう笑)、反面教師にはなれてもこれが正しいという道を示せるわけでもなく。
両学長の偉大さを知る
話しながら、やはり「両学長のリベラルアーツ大学」YouTube動画コンテンツって凄いなと思いました。
私が言いたい内容が、メチャクチャわかりやすく、20分弱の動画にまとまっていて、かつ無料というのが実に尊いと思います。実は、私が言いたい内容=ほぼ両学長の教えなんですけどね。
結局いかに「両学長のリベラルアーツ大学」を息子にチャンネル登録させるか、ということでしょうか?
そこまで親が関与する話でもないのかな?
ただ今回初めてお金の話をできたことで、まだまだ子供だと思っていた息子が意外にちゃんと考えていることも知れましたし、社会人になった息子と酒を交わしながら運用の話、なんてのも楽しみです。
教えるつもりで逆に教わることが多いのでしょう。「仮想通貨まだやってないの?」とか笑
大切な人と、ちゃんとお金の話をして
より良い明日にしましょう!