関ジャムで毎年楽しみな企画「プロが選ぶ年間マイベスト10」宇多田ヒカルのずっと最先端に居る凄さ。

私が好きな「KingGnu」「藤井風」

初めて知ったのはこの企画です。

数多くのヒット曲を産み出した音楽プロデューサー蔦谷好位置氏、いしわたり淳治氏、加えて去年までは川谷絵音氏の3名が前年のマイベストを選びます。ここ数年、ブレイクするアーティストがここで決まると言っても過言ではない位の影響力があります。

今年は川谷絵音氏に変わって(何かあったのかな?選ぶプレッシャーも半端ないと思います)、藤井風のプロデューサーとして注目のYaffle(ヤッフル)氏が加わりました。

SNS全盛期の現在では、誰もが自分の曲を世に放つことができ、YOASOBIのようにPC1台で億再生の楽曲を作曲するモンスターも生まれたり、音楽好きにはたまりません。

一方、誰もが皆知っている楽曲は少なく、このランキングも結構音楽好きな私でも8割は知らない曲でした。番組的にも、選ぶ側も大変で、メジャーな曲をランキングする訳にはいかないのかな?

そんな中Yaffle氏が1位に、いしわたり氏が2位に選んだアーティストが居ます。

宇多田ヒカルです。

それもYaffle氏が「One Last Kiss」を、いしわたり氏が「PINK BLOOD」という別の曲をチョイスしての偉業です。今年は私が好きな「君に夢中」もあったんですがランク圏外、贅沢すぎる。

「automatic」でデビューしたのが1998年。今までの日本のアーティスト全部終わったなという位のインパクトでした。当時全盛期だった小室哲哉さんが「あっ、これかなわないわ」と思ったと、以前何かの番組で語っているのを観ました。

あれから23年経ち、宇多田ヒカルも15歳から38歳(明後日1/19が39歳の誕生日なんですね)となりました。

大物アーティストにも、ブレイクから迷走、再ブレイク、また下りみたいに生き延びている人が多い中、ずっと自然体で最前線にいるのは彼女だけ。唯一無二感が半端ないです。

今回の2曲+「君に夢中」とも、無駄なサビに頼らず、聞くたびに発見する仕掛けや隠れた音があったり、何度リピートしても飽きず、カッコいいですよね。ここ数年更に洗練されていってます。

自分の子供達も、決してレトロではなく一番新しいアーティストとして彼女を聴いているみたいです。

Nativeとして英語が喋れるのに、最近は美しい日本語の歌詞にこだわりを見せているのも素敵です。

今回の企画、私の一番の発見は「Vaundy」でした。「踊り子」のシンプルな楽器構成と、淡々と進むコード進行の中で高揚して行く不思議かつおしゃれな曲で、最近リピートしまくってます。しかも現役大学生て!(噂では日芸?)

自分なりの変わらない名曲、新しい名曲を見つけて

より良い明日にしましょう!

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