【藤井風2ndアルバム】LOVE ALL SERVE ALL。ひとことで言えば「愛にあふれた優しさ」。

待望の2ndアルバムがリリースされました。早速レビューを綴ります。

LOVE ALL SERVE ALL。和訳すると「すべての人を愛す。すべての人に奉仕する。」

LOVE ALL SERVE ALLレビュー

1.すべてがシングルのクオリティ

2.優しい。とにかく愛に溢れている。

3.11曲46分という絶妙のサイズ感

1.すべてがシングルのクォリティ

今日だけですで5回転聴いていますが、多分1日中回していても馴染むんじゃないかな?先行シングルが5曲も入っていますが、それが飛び出している感じがないのは、その他6曲もシングルのクオリティを持ってるから。アルバムにはいわゆる「捨て曲」スキップして飛ばされる曲があるものですが、1stアルバム同様、そんな曲はありません。

1曲目が「きらり」で違和感がないのは、どの曲が1曲目でもおかしくないクオリティである裏返しだったようです。

2曲目「まつり」は和の懐かしさと「洋」の洗練さが同居する名曲。私はなぜかエド・シーランを連想しました。

3曲目「へでもねーよ」5曲目「燃えよ」はシングルでおなじみの名曲。

4曲目「やば。」最後のピアノのフェードアウトする感じが好きです。

6曲目「ガーデン」一番好きな曲です。一段一段階段を登るようにキーが上がっていく優しい旋律。花で彩られた庭と澄み渡る青い空が想像の上で広がり、それが人生をリンクする。藤井風ならではの世界観が詰まった名曲。

10曲目「それでは」1stアルバムの「帰ろう」のシスターソングのよう。いつも思う「人生何周目?」という達観の歌詞。哀愁がありながら、夜が開ける、春が来る、コロナ禍から明るい未来への期待感を感じるスローナンバー。

締めくくりの11曲目「青春病」12曲目「旅路」。青春の名作2連発。何百回聴いてもいい曲。これがアルバムの最後に来るのはある意味反則。

2.優しい。とにかく愛に溢れている。

1stで残念ながら藤井風を知ってしまったので、あの時のような衝撃はありません。すでに知ってしまった藤井風が、リラックスした普段着で、例えるならば紅白の時のスウェット姿で、優しい歌詞と美しいメロディーで全てを肯定してくれているようです。

3.11曲46分という絶妙のサイズ感

愛するKing Gnuと同じく、アルバムをリピートして聞ける絶妙の「昔のLPレコードサイズ」46分。

今気付いたのですが、ラストの「旅路」の最後の歌詞「全てを愛すだろう=LOVE ALL」ですね。たまたまかな?色んな歌詞の意味を噛み締めながら、何百回もリピートしたい名盤です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です