【新NISA】50代サラリーマンの活用戦略見直し

これまで議論されていた2階建方式から、一気に大盤振る舞い。2024年度から開始される「新NISA」について戦略の見直しをしてみましょう。

これまでは年度ごとに一般NISA(非課税枠120万円・非課税期間5年間)と積立NISA(同40万円・20年間)どちらかしか選べませんでしたので、50代前半の私は公的年金の空白期間である「60〜64歳」を埋めるべく戦略をとっています。

具体的には、運用から引き出すまであと10年弱なので、積立NISAの20年は不要。つまり一般NISAを使って、非課税期間5年を迎えた商品はその時点で考えればいいや、というスタンスです。

商品も当初日本個別株中心でしたが、考えるのが面倒になり、S&P500連動インデックス投信を月2回定期積立しています。年120万円までは使っていません。

2024年以降はざっくりいうと

①非課税期間が恒久化(限度なし)

②積立NISA枠が年120万円、一般NISA枠が年240万円

③合計で通算1,800万円(うち一般NISAは1,200万円まで)

となります。

今回考えるのは「2023年度」「2024年度以降」のふたつ。

まず「2023年度」

迷いなくこれまで同様「一般NISA」で。株価はしばらく低迷を続けるでしょうから、仕込みのチャンスだと思っています。

あと、2024年度以降は投機的要素の高いレバレッジ商品が対象外となります。私が昨年末購入し、現在半減している「楽天レバナス」のような商品のNISA運用は2023年度がラストチャンスになります(精神衛生上オススメしませんが)。

次に「2024年度以降」

可能であれば「積立NISA120万+一般NISA240万=360万円/年」と行きたいところですが、そこまでの投資余力はありませんし、今までの自動積立で埋められる額ではありません。改めて個別株の検討も必要だと思います。

積立NISA枠ではできるだけ月10万円上限を積み立てつつ、理念に共感できる成長企業が一時的に株価を下げた時に一般NISAで拾っていく(そんなうまくいかないのですが笑)戦略でしょうか。

また一般NISAはこれまで年間枠120万円を超える大型株には活用できませんでしたが、枠240万円となると選択肢が広がります。例えばユニクロのファーストリテイリングが株式を3分割するニュース(このブログを書いている直前2022.12.16の終値が816万円)もあり、こんな大型株のNISA枠投資検討も可能になります。

あと結構大きいのが、総額1,800万円枠が商品の売却により復活すること。

つまり商品の入れ替えが比較的容易である点です。

私は60歳までは成長株で運用、60歳以降は高配当株にシフトしようと思っています。年間240万円までの制限はありますが、年齢に応じた配分シフトも可能です。

新制度は発表されたばかり。

2024年まであと1年ありますので、考える楽しみが増えました。

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