「最初の3曲」CDアルバムベスト3(第2位椎名林檎 無罪モラトリアム)

思いつきで書き始めた、「最初の3曲」アルバムベスト3ですが

ベスト1がぶっちぎりであるがために、

逆算して記憶をたどり2位、3位を決めました。

探してみると、

1・2曲目がよくて、3曲目がイマイチな後で、

4曲目が大ヒットしたシングル曲、ってアルバムが多いかも知れません。

「最初の1・2・4曲目」で選ぶベスト◯って企画もありかも笑

では、お待ちかねの第2位です。

でも、これはブッチギリの2位です。

昭和45年生まれというコンセプトからは

期待はずれかも知れません。

80年代を期待する方、すみません。

社会人になってから

ZARDやT-BOLAN,WANDSなど

カラオケ向けの、いわゆるビーイング系が全盛期を迎えた後

音楽業界が小室サウンド一色になりましたよね。

そんな流れなんか、全くお構いなしに

今をときめく実力ミュージシャンを引っさげて

歌舞伎町の女王が突然登場現れました。

第2位「無罪モラトリアム」椎名林檎

このアルバム、1999年発売ですが、

本当に今聴いても、最新アルバムじゃないかと思うくらい

新しいし、カッコイイと思います。

1曲目 正しい街

これデビューアルバムですよ。

普通おとなしく「始めましてよろしく」みたいな

自己紹介的な曲から入ると思うんですが、

骨太なドラムから、歪んだギターイントロが重なり、

椎名林檎のボーカルが絡んでくる。

圧倒的な「本物感」に襲われる、挨拶がわりの一発。

ここまで仕上がった新人は、今も昔も彼女だけ。

圧巻です。

2曲目 歌舞伎町の女王

当時、田舎の支店から「新宿支店」に転勤してきた私にとって

新宿のイメージがこの曲でした。

「15になったあたしを置いて女王は消えた。

 毎週金曜日に来てた男と暮らすのだろう。」

いや、ビーイング系とか小室系が絶対歌わんやつー

とかツッコミながら、この歌詞を書く20代の椎名林檎って

何者だろう、

これ以上深入りしたらアカンかも、

とドキドキした記憶があります。

未だにこの曲の世界観には、相容れないものがありますが

カッコイイんだよなぁ。

3曲目 丸の内サディステック

この曲がとんでもなくイイ、ということが言いたくて

書き始めた気がします。

椎名林檎で一番好きな曲がこれです。

現在でも、色んなアーティストがカバーする名曲です。

私が好きな番組「関ジャム」でも何度も取り上げられている

いわゆる「Just a two of us」音階と言われる、

日本人が大好きなコード進行が使われています。

歌詞も、田舎の支店から転勤してきた私にとって

アンダーグラウンドな裏の東京を覗き見するような

健全な起業ムラ・丸の内とは真逆な、

刺激的な単語が次々出てきます。

東京の盛り場の地名も沢山でてくるんですが、

なぜか丸の内は出てこないという。笑

でも、そんなの関係ない位に、

ボーカル、ギター、ベース、ドラムがカッコイイんだよなぁ。

今でも、このアルバムが出た後に生まれた息子や娘が

「丸の内」として、この曲を最新ヒット曲と同じように

カッコイイ、と感じていることが凄いですし、

それをリアルタイムに聴いていたお父さんは

イケてるね、となるのが少し自慢です。

ありがとう。林檎さん。

改めて聴いてみると、このアルバム

最初の3曲目までだけじゃなくて、

全部いいな。

もし、アルバムベスト◯とかのテーマの投稿するとき

また出てきたらすみません。

本当、カッコイイアルバム。

超オススメです。

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