齋藤孝 著 主婦の友社
最近、部下から「これからどんな能力が大事ですか?」
と聞かれる事が多いのですが、DXとかは置いておいて
「書く力が一番大事」と即答しています。
感覚的には業務のほぼ半分がメールで行われています。
メールは、発信する人の能力がモロにでるというか
この2つだけで、その人のセンスがわかり
読む気が出るか、失せるかが決まってしまいます。
若い世代は、SNSなどで短くて簡潔な文章作成に
慣れていると思いきや、意外にビジネスメールになると、
ポイントがぼやけた、重複の多い内容になりがちです。
本書を手にしてみました。
260万部のベストセラーとなった「声に出して読みたい日本語」
の著者で、TVでも活躍されている明治大学教授 齋藤孝さんです。
本書でも、メール力とビジネス力はイコールとの前提のもと
以下のようなメールのヒントを述べられています。
必ずミスがある前提で、つぶやきながら一度読み直し、修正。
短いもので2分、長いものでも5分。
会議をメールで代替してしまう
当たり前のようでいて、参考になるものが多かったです。
本書では、Web会議のスキルについても述べられていますが
「。」「、」「!」をイメージして、しっかり言葉を区切る
というのがわかりやすくて、使えそうだと思いました。
それではまた、よりよい明日を!