【悲報】金融マンだからと言って、金融リテラシーが高いわけではない。確定拠出年金も元本保証型の人は多い。

このブログで取り上げているテーマのひとつが「年金」です。

定年後を考えると、年金は切っても切れない存在です。

自営業の方なら国民年金や国民年金基金。

サラリーマンなら厚生年金の他に

企業型確定拠出年金(DC)が導入されている企業も

今は多くなっていると思います。

私が勤務する会社にも導入されていますが、

肝心の投資教育は積極的にされていません。

もちろん、会社として

「元本保証型は増えないから株式インデックス、アクティブ型がおすすめ」

なんて言って、マイナスになった時に責任を問われたら困るので

誘導はできないでしょうが、

初期設定である「元本保証型」のまま10年以上据え置き

のまま、たった数万円のプラスしかないことに疑問を持たず、

同じ会社・同じ年代でも運用成績に差がついていることを知らない

社員が結構多いと思います。

3−4割は未だ、元本保証型じゃないかな?

金融マンが皆、金融リテラシーが高いわけでない理由

①自社が扱っている商品しか知らない

②会社から扱っている商品以外の教育を受けていない

③社内で逆に、自らのお金の話はタブー視

私も偉そうなことを言えるほど知識豊富でもないですが

今後は、金融業界も自社商品に関わらず、

お客様の金融リテラシーを引き上げられるような人

しか生き残れないような気がしています。

商品がどうとかでなく、

「人生にためになることを教えてくれてありがとう」と。

特に販売手数料で稼ぐビジネスモデルの場合、

大手証券会社がまさにそうなっているように、

ネット販売に駆逐される日はそう遠くないと思います。

まずは、社員教育が急務となりますが、

社内・社員向けに

金融商品のレクチャーをする役割

退職・転職時のライフプランニング(年金・税金)を行う役割

起業をサポート(資金調達・税金)する役割

なんてあってもいいのかな?と思います。

会社としても、

年功序列で賃金の高い中高年を維持するより

モチベーション持って早めにリタイヤ・転職する人を

全力でサポートすること、

定年まで勤めた人のハッピーリタイアメントを助けること

は大きなプラスになるのでは、と思います。

それも世の中幅広くでなく、

特定企業の従業員向けの税金・公的制度のアドバイス

(その企業の制度に精通していればこそできる)

というのもニッチ、かつ重要なビジネスになるのでは?

それを社内でやるか、アウトソーシングするか。

結構面白いかもしれない。

社内起業してみようかな?笑

それではまた、

明日があるなんて思わず、まずは行動しましょう!

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