過去の投稿「書評「ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事の理論)」で、ブルシット・ジョブという名著と言葉を紹介しましたが、ここのところまさにブルシットジョブが増えている気がします。
ブルシット・ジョブ、簡単に言うと「無意味で必要でない仕事」
Bullshit=「たわごと」「でたらめ」「ふざけんな!」
その業務がなくても会社も社会も困らないクソ仕事
注:米国の職場では決して使ってはいけないワード
例えば
①社内会議・報告のための管理職(あるある)
②アウトソーシングのための管理業務(本末転倒)
③DXを推進するアナログ業務(意味なし)
などが挙げられますが、特に最近
DXはうまく回れば、新たな価値を効率的に産み出すことができるのでしょうが、トップダウンで社員が意味を理解しないまま始めてしまうと、中間管理職がただの数値目標を指示するだけになり、最前線はひたすら疲弊してしまう。
「いいから◯◯(デジタル指標)のKPI上げろ!」とよく言われませんか?それこそビッグデータを活用すれば効率的ですし、指示する方もどれだけ理解しているか謎。更に欧米企業との格差が拡大している気がします。日本企業のDX活用は「セールスフォースドットコム」などの懐を肥やすだけ?
①DXに突き進む経営層
②これを食い物にするIT企業(および社内IT部門)
③基礎を教えられず即DX応用を求められる若手社員
構造としては①②が高給取りで、③が薄給。
このままでは①②のブルシットジョブで、エッセンシャルワーカーともいえる③が疲弊してしまいます。
これらをうまくリンクする役割を、デジタルを学び直して理解できる40代・50代が果たさねばと思います。会社はこの年代にこんな役割を期待していないですが、私はやってやろうと思います。
ではあらためて、
①世の中の役に立っているか?
②代わりのきかない価値を生んでいるか?
③周囲に「ブルシット・ジョブ」をさせてないか?
身バレするので、今日は大変抽象的な話ですみません。自分の決意のためだけ書いています。
ブルシットジョブと決別し、よい明日にしましょう!
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