以前のブログで書きっぱなしで報告を忘れていました。
2022年8月に日商簿記3級を受験しました。
ただし予告の5ヶ月遅れです。色々ありまして…
ふくしままさゆき先生のYouTubeと書籍だけでチャレンジ!と言っていましたが、1つ追加した対策があります。
当初は年3回あるぺーパー受験(商工会議所での集合試験)を予定していましたがタイミングが合わず、ほぼ毎日開催されているネット試験に切り替えました。
ペーパー試験は解答用紙に記入するのに対し、ネット試験はPCに向かってキーボードとマウスで入力する、という大きな違いがあります。
ふくしま先生のYouTubeと書籍はペーパー試験対策が主なため、ネット試験対策が別途必要となったのです。
1.PC試験方式に慣れる必要がある
2.毎回問題が変わり傾向が通じない?
3.その場で結果が出る!
まず1について。
当然ですがPCで解答するため、入力方法のクセやコツが存在し、ぶっつけ本番では太刀打ちできません。
対策として①日本商工会議所のHPに掲載されていた予想問題②市販の問題集付録の予想問題(掲載されているパスワードを使ってログイン)を何回も繰り返し解きました。
①②とも何回解いても同じ問題ですが、繰り返すことで入力に慣れる効果は非常に大きく、画面に残り時間が表示されるので、時間配分も身につきました。
次に2について。受験して初めてわかりました。
というか私の受けた回が特殊だったのかも。
一般的な参考書や練習問題にはない問題が出ました。
単なる私の勉強不足?
ネット試験の場合、カンニング防止対策で、1年中全国で何万人も受験する回ごと異なる問題を組成しなければいけないので、問題の運・不運があると思います。ペーパー試験ではそんな奇抜な問題はないと思いますが、ネット試験は、それに当たってしまうことがあるのでは?
3級試験の配点はこんな感じです。
設問 | 問題構成 | 配点 |
第1問 | 商業簿記仕訳(15問) | 45点 |
第2問 | 補助簿・勘定記入、穴埋め式の理論問題 | 20点 |
第3問 | 決算整理後試算表・精算表 | 35点 |
試験対策期間は約3週間
いよいよ試験本番。
問題を見た瞬間「終わった!」
第2問がさっぱりわからない!諦めかけましたが
第1問と第3問に時間を集中する戦略に変更しました。
PC試験は終了とともに採点完了、画面に表示されます。
合格は100点満点で70点。
設問ごとの足切りはなし。
第1問 42点/45点(得点率93.3%)
よし!練習問題でもこのスコアはない!
第2問 4点/20点(得点率20.0%)
終わった・・最悪だ!
そして運命の
第3問 31点/35点(得点率88.5%)
練習問題で一番手こずった設問、克服したぞ!
威張るような資格ではありませんが、決算書が読めるようになったり、経理の考え方・自分の資産形成の考え方が整理されたり、実践で使える資格だと思います。
今時の経済・商学部系の学生なら必須の資格かもしれませんが、我々世代では意外に取得していない簿記3級。
4月から配属になった部署では必須取得とされており、先に取っておいたことがプラスになったのかも?
何か資格を取ろうかなと考えている方。
絶対オススメします。
ただし
ネット試験は合格証もメールでPDF送付のみ。
本当に受かったのか不安笑